建築主様のもっとも改善したいことのひとつは、夏の熱さでした。
大部分の解体工事が終わると、三階部分の屋根下地のALCが見えます。発砲軽量パネルに目地鉄筋を入れた施設工法ですが、もちろんこれだけでは浸入する熱を遮断できません。
断熱、遮熱、気密及び換気のすべての対策を講じないと寒さや暑さを防げません。
まずは断熱です。
天井ALC部分と熱橋となる鉄骨部分を硬質吹付け断熱にて覆いました。
費用は施工面積にも差がありますが、「床」面積90㎡ほどで約30~35万円です。